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疎開学童開始から80周年 - きむらけん
2024/06/22 (Sat) 09:06:55
講演会「鉛筆部隊と特攻隊」
~疎開児童と特攻隊員の出会い~
日時;2024年8月12日(月)午後2時から4時
講師;作家 きむらけんさん
内容;
昭和19年8月,世田谷区内7校の国民学校6年生から3年生の男女学童約2、500名が松本市浅間温泉の各旅館に学童集団疎開し分宿した。
その一つ代沢国民学校の柳内達雄先生は、千代の湯旅館に疎開した学童に鉛筆部隊と名付けた。
戦争末期の昭和20年3月、陸軍松本飛行場に沖縄戦に備えて特攻機へ爆装改修のため中古の九九式襲撃が飛来して来た。
若い特攻兵たちだった。彼らは各旅館に宿泊し、学童たちと特攻隊員との短いながら親しい交流が始まった・・・。
会場;世田谷ボランティアセンター(03-5712-5101)
参加費;無料(要申込予約)定員50名
予約申込;下馬図書館(03-3418-6531)7月1日(月)受付開始
なお、下馬図書館では7月12日(金)から9月11日(水)まで、パネル展・図書特集展示「世田谷区から平和を考えるー疎開児童と特攻隊員との出会い、そして平和観音―学童疎開・特攻隊から80年」を開催します。
町歩き - 北沢川文化遺産保存の会
2022/11/07 (Mon) 08:14:47
〇谷亀綠郎氏案内の町歩など ご参加ください。
第179回 11月19日(土)世田谷の尾根を歩く(品川用水)
案内者 谷亀綠郎さん(当会会長) 千歳船橋駅改札口 13時集合
地形と文化は切り離せない、世田谷の背尾根を歩いて世田谷を知るという試みだ。
小田急線千歳船橋駅から田園都市線駒沢大学駅まで歩く。品川用水跡である。
・コースポイント:千歳船橋駅→千歳通り(玉石垣区間)→長島公園大榎公園(北見橋の礎)→千歳通り→北見橋跡(世田谷通り交差部)→蛇崩川最上流部(盗水?)→大山道交差部→246旧道(北側歩道)→品川用水単独区間(246北側)→旭橋→駒沢大学駅
第180回 12月10日(土)大山道をてくたくぶっくで歩く
案内者 木村康伸 東急田園都市線用賀駅改札口 13時集合
・用賀駅→玉電用賀駅跡→大山道追分→真福寺→無量寺→田中橋→延命地蔵→大空閣寺→将監山遺跡→慈眼寺→瀬田玉川神社→次大夫堀→砧線中耕地駅跡→南大山道道標→江戸道→二子の渡し跡→二子玉川駅
今年の歩き納めとして、玉川の郷土を知る会が建てた石碑を道しるべに、いま会で話題の大山道の一部を歩いてみましょう。
費用 500円 申し込みk-tetudo@m09.itscom.net (きむらけん)
三軒茶屋映画館の所在地 - きむらけん
2022/06/09 (Thu) 09:15:07
「三軒茶屋映画館」映画館は5館あったとのこと
新しくできる地図に書き入れたいと思います。現住所を知っている方、教えてもらえますか。
今現在把握しているもの
三軒茶屋中央映画劇場 【住所】東京都世田谷区三軒茶屋1-14-5
三軒茶屋映画劇場(駒沢電気館) 三軒茶屋2-11
三軒茶屋シネマ 三軒茶屋2丁目14−6
三軒茶屋中央劇場 三軒茶屋2丁目14-5
投稿できるようになった。 - きむらけん
2022/03/30 (Wed) 09:37:52
自分が使っている、掲示板で、純粋な文化板だ、ここを危険な板とするのは理解できない。ということをマカフィーに連絡したところ使えるようになった。
投稿掲示について - きむらけん
2022/03/27 (Sun) 11:13:18
自身のパソコンにマカフィーというウィルスソフトを入れました。この掲示板が危険があるということで投稿できません。解除を申し入れていますが返答はありません。困ったものです。
Dr, Austin & Mr. Iida's picture brochure Part 2 - きむらたかし@三田用水
2018/05/06 (Sun) 13:55:00
「下北沢の戦後アルバム」掲載の飯田勝氏の作品中…
最後まで特定できなかった「北沢4丁目」(アルバムページ右下)の描画位置が、会の強力取材陣の一員、作道敬子さんの、松本清張の「砂の器」の今西刑事ばりの「靴底」ならぬ「電動自転車のタイヤを擦り減らす聞き込み捜査」の成果で、森厳寺川跡沿いの数年前に建替えられた家であることが判明しました。
この機会に、本日、6枚全部について、改めて「今昔写真」を撮ってきましたので、順次アップロードします。
Re: Dr, Austin & Mr. Iida's picture brochure Part 2 - きむらたかし@三田用水
2018/05/06 (Sun) 13:59:22
Re: Dr, Austin & Mr. Iida's picture brochure Part 2 - きむらたかし@三田用水
2018/05/06 (Sun) 14:00:52
Re: Dr, Austin & Mr. Iida's picture brochure Part 2 - きむらたかし@三田用水
2018/05/06 (Sun) 14:02:18
Re: Dr, Austin & Mr. Iida's picture brochure Part 2 - きむらたかし@三田用水
2018/05/06 (Sun) 14:03:54
Re: Dr, Austin & Mr. Iida's picture brochure Part 2 - きむらたかし@三田用水
2018/05/06 (Sun) 14:05:46
Re: Dr, Austin & Mr. Iida's picture brochure Part 2 - きむらたかし@三田用水
2018/05/06 (Sun) 14:07:06
Re: Dr, Austin & Mr. Iida's picture brochure Part 2 - きむらたかし@三田用水
2019/04/09 (Tue) 22:46:15
【図版右上・代沢三叉路南西角】
の八百屋さんの現役当時
At:2009/03/22
By:KinKimura
Re: Dr, Austin & Mr. Iida's picture brochure Part 2 - 北沢川文化遺産保存の会
2019/05/11 (Sat) 09:22:16
フロリダ州立大学の Dr, Austin pictureを見ようとしましたが、このスレッドでのリンク先の写真は切れていて見る事ができなくなりました。
Re: Dr, Austin & Mr. Iida's picture brochure Part 2 - きむらたかし@三田用水 URL
2019/07/03 (Wed) 23:58:15
Dr. Austin's pictures
のサイトは、どうやら
https://fsu.digital.flvc.org/islandora/search/?type=edismax&collection=fsu%3Awwiioliveraustincoll
に移転中のようで、現時点では、写真数は減っていますが、画質は向上中という印象です。
また、このライブラリの管理体制も従前とは変わったようで、「アルバム」当時のコンタクトルートは、利用不可能な模様。
つまり、アルバムは、うまい時期に、発行にこぎつけられた、といえるようですね(第一、今のライブラリのjpeg2000フォーマットの画像では、ダウンロードして印刷するのも難しい)。
Re: Dr, Austin & Mr. Iida's picture brochure Part 2 - きむらたかし@三田用水 URL
2019/07/05 (Fri) 20:32:24
【全面リライトします】2022/03/26
あたらしいサイト→最近復旧した旧サイト
https://austin.as.fsu.edu/items/show/1
●アルバム掲載分
従前のリンク先
http://digital-collections.ww2.fsu.edu/omeka/items/show/###
の
http://digital-collections.ww2.fsu.edu/omeka/items/show/
の部分を
https://austin.as.fsu.edu/items/show/
に変更
●これも北沢
北沢八幡祭礼時 現・きたざわ苑周辺
https://austin.as.fsu.edu/items/show/307
北沢八幡祭礼時 大山交差点
https://austin.as.fsu.edu/items/show/303
https://austin.as.fsu.edu/items/show/284
https://austin.as.fsu.edu/items/show/283
https://austin.as.fsu.edu/items/show/279
https://austin.as.fsu.edu/items/show/274
以上、早稲田大学の佐藤教授を中心とする「映像考古学研究グループ」
http://baumdorf.cocolog-nifty.com/gardengarden/2018/04/post-6f33.html
が発掘
●井の頭通り大山交差点東
渋谷区大山町の博士の官舎の門と犬のYuki
https://austin.as.fsu.edu/items/show/1349
博士の官舎玄関と愛用のジープ
https://austin.as.fsu.edu/items/show/813
米国ウイリスオーバーランド社製「CJ2A」の民生型の初期型
Re: Dr, Austin & Mr. Iida's picture brochure Part 2 - きむらたかし@三田用水
2022/03/24 (Thu) 23:12:20
【追記:過去ログの「メンテナンス」】2022/03/24
一時アクセスできなかった、Dr. Oliver Austin 撮影の写真が
https://austin.as.fsu.edu/items/show/1
以下に復活しました。
写真の#もかつてのとおりのようですので、全写真を確認したわけではありませんが
各リンク先アドレス
http://digital-collections.ww2.fsu.edu/omeka/items/show/###
の###より前の部分を
https://austin.as.fsu.edu/items/show/###
に書き換えれば、アクセス可能なようです。
なお、従前左右反転していた写真も一部は修正済の模様。
追悼写真 - きむらたかし@三田用水 URL
2020/03/18 (Wed) 18:00:31
【道吉 剛さん】
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/52111663.html
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/52111752.html
2010年08月07日
ダイダラボッチ公演の『稽古場』にて
Re: 追悼写真 - 北沢川文化遺産保存の会
2020/03/18 (Wed) 18:07:54
道吉剛デザイン事務所から
「去る2019年9月10日、弊社代表の道吉剛が86歳にて永眠いたしました」
当会は、文学碑建立、紀要作成などで大変お世話になりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
Re: 追悼写真 - きむらたかし@三田用水 URL
2020/03/18 (Wed) 19:20:00
【『アコヤギ』さん】
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/52065846.html
2017年04月03日
北沢川緑道にて
酒を浴びているときとは打って変わって、こういった「きちんとした顔」のときは、なかなかの「男前」。
さすが「元・海自」。
Re: 追悼写真 - きむらたかし@三田用水 URL
2020/03/18 (Wed) 20:19:03
【田中幸子さん】
(別名:
可愛い田中のばぁちゃん)
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/52088862.html
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/52096949.html
2014年04月06日
北沢川緑道にて
*手前の緑色の箱は、いつも北沢川の地図配りの折にお差し入れいただいた「特攻観音饅頭」。
ネットの画像では読みにくいのですが、ラベルには「ニコラス…」とあります。
当時は「とにかくおいしいお饅頭」でもあり、特攻隊員へのお供養として、ありがたくいただくだけだったのですが…
不覚にも、今になって「何で、このいわばバタ臭い名前のお店が特攻饅頭?」と思ってこの週末調べてみたら、由縁が判明しました。
公益財団法人 特攻隊戦没者慰霊顕彰会会 報第59号 H16/5月
https://tokkotai.or.jp/files/kikanshi/tokko_pdf/tokko_59.pdf
の(6)ページをお読みください。
加えて…
びっくりしたのは、同(5)ページによると、知覧の特攻平和観音は、世田谷のそれを分体したものの由。当然ながら、あちらがご本仏と思っていたのですが
Re: 追悼写真 - きむらたかし@三田用水
2020/03/18 (Wed) 23:04:58
【松原征男さん】
2012年09月15日
故・崎山盛繁邸にて
*崎山盛繁氏は
海外植民學校の創始者、崎山比佐衛の弟松吾の子、比佐衛と共にブラジル、アマゾナス州マウエスに移民した方です。
松原さんは、弟松吾の孫なので、盛繁氏は伯父、比佐衛は大伯父にあたります。
Re: 追悼写真 - きむらたかし@三田用水
2020/03/18 (Wed) 23:24:13
【斉藤秀雄さん】
2014年04月05日
北沢川緑道にて
幼少のころの写真もいただいているのですが、
「超美少年」
その面影はこのころにも、まだありますね。
【追記】
先の田中のバァチャンが典型ですが、この斉藤さん(我が家では「秀じい」と呼んでいましたが)も、北沢川緑道での地図配りのおりの、ちょっとした会話がきっかけで、おそらく、それまで約60年以上誰にも聞かれなかったであろう海外植民學校の記憶を呼び覚まし、古い写真などの資料を発掘されるなど、いわば「フル燃焼」されました。
加えて、戦時の震洋特攻隊員(配属先は奄美群島加計呂麻島、司令官は後の小説「死の棘」で著名な島尾敏雄)の時代については、思うところがあったようで多くはお話になりませんでしたが、最後には「ぽつりぽつり」と、終戦直前・直後の実況も伺うこともできました。
【追々記】
とりあえず断片的な情報なのですが
「あっちは、海中に潜水艦除けの網は張るし
大量の材木を海に流すし
で、敵艦に近付きようがなかったんだよ」
【追々々記】
「加計呂麻からカツオ漁の船の船底に閉じ込められで本土に送り返され*、佐世保に帰ったら、自分たちの私物が残っていなかった。
『どうせあいつら還って来ない』と思って、みんな持って行ってしまったのだろう。
夏場で白服だったので、それを着たまま(世田谷・北澤に)復員した。」
*たしか、島尾の著作にあったと思いますが、命令次第出撃の態勢の時に終戦の詔勅→武装解除命令。
「隊員一同気が立っていたので、暴走されると島が艦砲射撃で壊滅しかねないので、早く本土に送り返したかったのだろう。」というのが、斉藤さんの感想でした。
Re: 追悼写真 - きむらたかし@三田用水
2020/03/19 (Thu) 00:08:47
【今津 博さん】
2012年03月10日
邪宗門にて
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/51820604.html
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/51820785.html
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/51832592.html
以下
*示しているのは、
著作の
「昔の代田」。
代田の図書館にも
蔵書されています。
Re: 追悼写真 - きむらたかし@三田用水
2020/03/19 (Thu) 01:03:55
【中川恵さん】
2010年08月28日
ダイダラボッチ公演
@北沢タウンホール
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/51966968.html
http://baumdorf.my.coocan.jp/KimuTaka/HalfMile/image777/daidara/182948_P1070294s.jpg
Re: 追悼写真 - きむらたかし@三田用水
2020/06/04 (Thu) 23:37:45
【三十尾生彦さん】
2016年01月09日
北沢南区民集会所 にて
多彩で
https://twitter.com/qyv04352
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000654567-00?ar=4e1f
マニアック
https://furainozasshi.com/magazine/041/
"クモの糸のナゾ ほんとうに、クモの糸でティペットは切れるのか?八人に聞きました 三十尾生彦 …"
(註:ティペットというのは、フライフィッシング〔西洋毛鉤釣〕の、和式の釣りでいえば「ハリス」のことです。理屈の上でも、感覚的にも〔水中では、その太さからみると「信じられないほど」強いのですが、水中でなくて例えば空中では逆に「信じられないほど」弱いというよりむしろ「脆い」のです〕、そのため、条件によっては、クモの糸と交錯すると切れる可能性はあることには納得しますが、実際に遭遇した経験はありません
【追記】読売20/08/09朝刊25面によれば「クモの糸は細いが、重さ当たりの強度は鋼鉄の340倍」とのこと
)
な趣味人
要するに
「もしもできることなら見習いたい『ジィチャンの模範』」
というか、さらにいえば
「かくありたい『ジィチャンの星』」
といえる方でした。
(掲載写真のVAIOはともかく、右手の前のマウスにご注目。
御年90歳超えで、PCをフルに使いこなしていたことがよくわかります)
Re: 追悼写真 - きむらたかし@三田用水 URL
2020/11/05 (Thu) 19:23:53
今井明さんの訃報
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/52124603.html
に接し、写真を探したのですがみつかりません。
今井さんとは、5年前、当会の米澤さんのご案内で、桶川の旧・帝國陸軍
熊谷飛行学校桶川分教場にご一緒し、旧帝国陸軍の無線要員だった瀬戸山
定さんをお尋ねして、先の戦時中の無線通信について貴重なお話をうかが
うことができたのは、貴重な思い出です。
http://baumdorf.cocolog-nifty.com/gardengarden/2015/07/post-1f66.html
残念ながらご本人の写真はありませんが、その契機となった、今井さんの
コレクションである、旧陸軍の「九九式第三號無線機」の写真を添えて、
ご冥福をお祈することにいたします。
Re: 追悼写真 - きむらたかし@三田用水
2021/06/01 (Tue) 19:53:08
【金子善高さんおの訃報】
に先日接しました。
「東京巨人伝説代田のダイダラボッチという劇で代田人を演じた人。」
の記録写真です。
2010年08月28日、世田谷区 北沢タウンホールの上記劇の公演で、熱演する善高さん。
Re: 追悼写真 - きむらたかし@三田用水 URL
2021/06/30 (Wed) 20:05:57
【廣嶋文武先生の訃報】
かつての我が家のニャンコとワンコの主治医だった廣嶋先生。
5月末頃に遠巻きの訃報に接したものの、確認がとれませんでしたが、2021年5月17日にご逝去の由。
写真は2012年5月26日の戦争体験を語る会での廣嶋先生。
17日のプチ町歩き - 北沢川文化遺産保存の会
2020/10/16 (Fri) 15:03:00
明日のプチ散歩:世田谷の三大ダイダラボッチを歩く
参加者の皆様へ
あすこれを予定しておりました。ところが明日は一日中本降りの雨とのことです。それで中止することにしました。せっかくの機会なのでという声もあります。
それで一週間延期することにしました。みなさんご都合もありましょう。
参加者が四名集まれば催行したいと思いますのでお返事をいただけるとありがたいです。バスについて若干経路変更しました。それではどうかよろしくお願いいたします。きむらけん
第161回 10月24日(土)
13時 小田急線・世田谷代田駅改札前集合
案内者 きむらけん・米澤邦頼
世田谷の三大ダイダラボッチを歩く
コース:世田谷代田駅前広場の足跡建設予定地見学→ダイダラボッチの源流→出頭山→代田大原境の庚申塔・地蔵尊→ダイダラボッチ跡→旧守山小→新代田←(東急バス)→野沢銀座→駒沢ダイダラボッチ二箇所→解散、野沢龍雲寺停留所(新代田、下北沢方面バス)
世田谷のダイダラボッチ ①世田谷代田 ②野沢 ③下馬
*代田のダイダラボッチは跡形がない。が、駒沢ダイダラボッチはその痕跡が見られることから三つを巡るコースに変更した。バス代は各自負担。
参加希望は当方へメールで
小田急跡地の概要徐々に判明 - きむらたかし@三田用水
2020/08/03 (Mon) 18:33:36
その1
かねてから話題になっていた、代田の「温泉旅館」
ここ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000740.000012974.html
にインフォメーションがありました。
箱根の温泉を使うようなのですが、さすがに「湯煙」とはいえないので「由縁」。
というネーミングのようです。
ただ、どちらかというと、利害関係が大きいのは、東北沢近くにできるはずの「INN」。
遠くのお知り合いが東京に来られるときに、宿泊場所探しに、ここ5年ほど苦労しておりましたので。
とはいえ、来られそうな方々の近隣には温泉地が多く「何がなんでも温泉」という人は、ほとんど皆無のはず。
とはいえ、新宿至近という場所柄、予約を取るのが結構難しそうですが…
プチ町歩きの件 07/18 - 北沢川文化遺産保存の会
2020/07/18 (Sat) 08:18:43
おはようございます。
今日、明大前に集まってプチ町歩きを実施する予定でした。
昨日の段階では午後には上がるとのことでしたが、どうも
止みそうにありません。今東京地方には大雨警報が出ています。それで今日は中止とします。
プチ町歩きは四人で成立します。
こまわりがきくようになりました。それで来週土曜日に延期します。参加の意思は再度表明してくださるとありがたいです。 きむらけん
Re: プチ町歩きの件 07/18 - 北沢川文化遺産保存の会
2020/07/23 (Thu) 20:04:03
25日に延期したプチ町歩きの件です。天気は持ちそうです。
ところがコロナ感染者が増えています。今日は366名とか。そしてこの連休都民には外出自粛をしてほしいとのこと。こんな中で歩くのも気持ちのいいものではありません。それで中止としたいと思います。なお、8月はいつもやっていません。今度は9月に予定しています。
プチ町歩きの件の代わりに… - きむらたかし@三田用水
2020/07/25 (Sat) 12:16:53
区内のとある団体から我が家のキンちゃんに声のかかった、ZoomとFaceBookを使った「ソロ散歩」なる企画につきあって
かつての、三田用水ツアーの
第2期 主要な分水路を順次辿る
の
第1回 世田谷区北沢5丁目の分水口跡-溝が谷分水-槍が埼交差点
で歩いた溝ケ谷分水(世田谷区内の分水は、ここと、1つ上流の山下分水しかない)
を、改めて歩き直して
三田用水:北沢五丁目の玉川上水からの取水圦から三角橋を経て溝が谷分水の上流部まで
http://mitaditch.blogspot.com/2020/05/blog-post_30.html
にまとめました。
こうやってまとめてみると、ちょっとしたツアー+配布資料がわり(「今昔写真」の紹介など)になりそうに思えます。
あとは、動画ですが、そう本格的なものを目指さなければ、
デジカメのビデオモードで撮影
30分弱までは連続撮影可能
Windows10の標準機能の「ビデオエディタ」で編集
切り貼りはもちろん簡単なタイトル入れはできます
ただし、当方は、この前のヴァージョンの Movie Maker を使ってますが
のうえ
You Tubeにアップロードして
メインページからリンクを張る
で完成。
・コンテンツ類はあとからどうとでも足し引きできる
・資料配布がわりに静止画も配信できる
ので、全編を動画で作るよりはるかに気楽にできますし、
・「ここは」という場所は、先の予定を気にせず、かえってじっくり観察できる面もある
・「観光型」なら難しいでしょうが、ここのような「巡検型」のツアーには向いているともいえる
と、いうわけで、どなたかお試しを…
コロナ下のトリヴィア - きむらたかし@三田用水 URL
2020/04/18 (Sat) 18:14:00
この世界には、スゴイ人がいるものだと…
意気に感じて、ちょっとウルウルしてしまいましたので…
いわば、おすそ分け
99歳の英退役大尉、自宅庭を100往復で医療支援に27億円以上集める
https://www.bbc.com/japanese/video-52305845
ご本人の決意とそれを実現した気力もすごいのですが…
いわばその「悲願」達成の際に儀仗兵を派遣した、英軍の、いわゆるヴェテランに対する敬意の表し方もすごいです。
あちらは「大人の国」なのに、こちらは「子供の国」なのだと痛感しました。
【追記】
BBCのヴィデオのキャプションに、
「北部ウェストヨークシャー出身のムーア氏は、技師としての訓練を受けた後、第2次世界大戦で陸軍に志願。インドやビルマに派遣され、大尉まで昇進した。」
とありましたので、大英帝国陸軍工兵隊(Royal Eigineers)の方と思ったのですが、ブレザーの胸のエンブレムをみると、同じく陸軍工兵隊でも、1942に組織された REME〔Royal Electrical and Mechanical Engineer〕
https://www.army.mod.uk/who-we-are/corps-regiments-and-units/corps-of-royal-electrical-and-mechanical-engineers-reme/
の方かもしれませんね
【追々記】
これ
https://www.bbc.com/news/av/uk-52484185/captain-tom-raf-flypast-in-veteran-s-honour
もすごい。
ヴェテランに敬意を表する、ヴェテランの名戦闘機「スピットファイア」。もう、かないませんね。
【追々々記】
いまや超著名人というか英雄の「キャプテン・トム」元大尉
英国陸軍から「名誉大佐」
女王陛下から「ナイト」
の称号が贈られる由
【追々々々記】
そうなりました
https://www.youtube.com/watch?reload=9&v=eRNnZCO2XUc
Re: コロナ下のトリヴィア - きむらたかし@三田用水
2020/04/19 (Sun) 22:04:33
消毒液「次亜塩素酸水」の自作
https://youtu.be/hH2p-FU-pPk
食塩水を電気分解して作るって、目からウロコ。
ストックの無水エタノールが切れたら、やってみようかと思います。
ただし、塩素と反対側の電極からは水素が発生するので、その爆発を防ぐため、作業は風通しのよい場所でする必要があります。
(と、いうより、昔、小学校だか中学校だか忘れましたが、「水素」の方を作る実験としてやりましたよね。試験管をさかさまに立てて、水面近くで水素の泡を採取しておいて、マッチの火を近づけると「ぽっ」と青い炎が上がる。ってやつ。)
Re: コロナ下のトリヴィア - きむらたかし@三田用水
2020/04/20 (Mon) 10:02:02
消毒剤の概説
白石 正「総説 消毒薬の適正使用-今昔物語-」日本環境感染学会誌/31巻(2016)4号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsei/31/4/31_16RA03/_article/-char/ja/
辻 明良「消毒薬 今昔(ヘッドライン:インフルエンザと化学)」化学と教育/58巻(2010)11号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/58/11/58_KJ00007516010/_article/-char/ja/
柳田の著作にも登場していた石炭酸とか、小学生のときに我が家で使っていたリゾホルムといった消毒剤を調べているときに、見つけました。
消毒剤それぞれの用途と用法が重要で、やたら使いまくればよいわけでないことがよくわかります。
Re: コロナ下のトリヴィア - きむらたかし@三田用水 URL
2020/04/20 (Mon) 18:08:39
「日本でおなじみの醤油さしが『ケータイする除菌』」になる
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000024030.html
さっそく、台所の戸棚を探ってみようと思います。
♯
ところで、消毒用無水エタノールは、原液ではなく、70~80パーセントの水溶液(水道水で十分)で使うのがベストの由。
なぜなら、塗布した瞬間に効果があるわけではなく、殺菌まで数秒は時間がかかるようで、純度100パーセントに近いエタノールはそれまでに揮発してしまうためのようです。
♯
以上、♯~#間は、今日届いた某理科系の友人からの情報。
【追記
・画像は、今回セットした、無水エタノール用のボトル
・100均で売っていた化粧品用スプレーボトルです
・幸いボトル部分が、「ずん胴」で、高さが5センチ強なので
・下から4センチと5センチの位置に油性マーカーでラインを入れ(赤矢印)
・まず、下のラインまで無水エタノールを入れ
・次に、上のラインまで水(水道水〔世界中見回しても超清潔な範疇にあって、しかも軟水〕で問題なし)を入れると
・80%のエタノール溶液になります
(ざっと、70~80%になればよいので、ウチナーグチ〔沖縄方言〕でいう、テゲー〔大概〕で問題ありません。
もっとも、後からの水を入れすぎると再調整が面倒なので、台所のメジャーカップでトロトロと少しずつ入れるほうがよいかと思います)
マスクの消毒に使う予定(実は、外側にくっついているかもしれないウイルスより、高温多湿になる内側の雑菌の方が怖いので)
】
家内こと「金ちゃん」がそれを聞いて、さっそググッたら、自衛隊も80%水溶液の由。
https://www.mod.go.jp/js/Activity/Gallery/images/Disaster_relief/2020covid_19/2020covid_19_guidance1.pdf
なお、
横内 俊夫「消毒剤の進歩 最近の傾向(進歩)」ファルマシア/8巻(1972)7号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/faruawpsj/8/7/8_KJ00009817646/_article/-char/ja/
によると、濃度が50%を下回ると効果が激減するようで、皮膚の消毒に使うと、皮膚の水分で濃度が下がることを考慮すると、70~80%の濃度が「使い勝手」がよいようですね。
なお、ドアノブ(ただし、乾いた後で、濡れた雑巾かペーパータオルでふき取る)などは、塩素系洗剤のハイターなどで十分な由。
Re: コロナ下のトリヴィア - きむらたかし@三田用水 URL
2020/05/21 (Thu) 16:50:06
ハイター/キッチンハイターで
滅菌用の0.05%の次亜塩素酸溶液を作る
ボトルに原液の濃度が見つからなかったので、調べたら
花王のホームページにありました
https://www.kao.com/jp/soudan/topics/topics_107.html
原液は6%。徐々に塩素濃度が落ちるので、普通に家庭においてあるものなら、1リットルのペットボトルにキャップ半分。作り置きが利かないので、0.5リットルにキャップ1/4が現実的。
【追記】ハイターなどは、洗剤としても機能するよう界面活性剤も配合され、これも、ウイルスの「外皮」にあたる部分を破壊して無力化するのに有効な由
アルカリ性が強いので、肌には無水エタノール系を使うほかないようですね。
その他の製品については左側のパネルで探してみてください。
なお
【参照必須】
https://hbol.jp/219493?cx_clicks_kijishita=txt2#cxrecs_s
なお、
・空中散布は、従前から指摘されているように、無意味かつ有害(先日、家内が行った美容院でやっていたので、即刻止めてもらった由。)
・壁を拭いての除菌というのも、たとえエタノールでも無意味なようです
【余談】
ニューヨーク州の田舎に住んでいる妹からのメールによると、かの地でも、大勢が市街地から疎開してきていて「スーパーが異様に混むので怖くてタマラン」そう。
ところで、そのメールの中に「サバイバル」という、日本では40年ほど前に一般化した言葉なのですが、3.11を含めてもあまり聞かなかった言葉に出合って、ちょっと覚醒しました。
「自粛」といわれると、どうしても気分が「萎縮」してしまうのですが…
「サバイバル」つまり「生き延び」「生き残り」のための作戦となると、
・「戦力の消耗を避け」かつ
・「智謀の限りを尽す」
という、ある意味ポジティブな気分になります。
【追記】
今日〔5月25日〕の読売夕刊1面によると、モスクワでもニューヨークと同じような状況みたいですね
「『疎開』別荘へ続々」「賃貸需要5倍・地方は感染警戒」
Re: コロナ下のトリヴィア - きむらたかし@三田用水
2020/06/01 (Mon) 21:54:16
やっと、見つけました
ウイルスが「モノ」にくっついた状態での生存期間のデータ
ウイルスは、生命体(ヒトとか最近話題のネコとか)に取りつき寄生してはじめて生き延びられるので、それ以外のモノ(郵便物とか宅配便ぼ荷物とか)に「くっついた」場合いつまで生き延びられるのか、言い換えれば、不安のあるときに、どの程度屋外に「ほおっておけば」万が一の状況でも安全なのかは、いわゆる「防疫上」重要かもしれません。
念のために申し添えますが、当方は「リスク・ゼロ」思考などはいわば「狂気の沙汰」(第一実現不能)で、つい先日までの「安全ボケ」を世の中に蔓延させるだけの危険思想と思っていますので、その種の情報に完全に依拠する気は全くありません。
が、個人的に見落として想定していなかったハイリスクは避けたい―第一「そんな当たり前のリスクを想定できなかったお前の方がバカだ」と言われても全く反論できない―ので。
と、いうわけで、ようやく見つかったのが
ニューズウィーク日本語版の、この
新型コロナウイルス、モノの表面にはどのくらい残り続ける?──実験結果
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/post-93159.php
記事。
やはり予測通り「寄生」できない非生命体にくっつくと、長くは生きられないようです。
その中で、結果的にはですが、正気の判断をしていたことを確認できたのがマスク。
内側だろうが外側だろうが結構長期間生きのびてしまうようです。
先に書きましたが、毎回帰宅の後乾燥した後に、無水エタノールをスプレーする(さもなければ「使い捨てる」)のは大正解のようで、そうでないと、「予防のつもり」*のマスクが、逆に「ウィルスの貯蔵装置」になってしまいます。
*いまさらですが、マスクは「保菌してても他人にできるだけ感染させないようにする」ためのツールです(60年前の学習雑誌にも、しっかりと書いてありました)。
【追記】「佐和子の部屋」で、あの山中教授も明言してましたので、60年前の記憶に間違いなかったようです。
要するに、「感染しない」という面では「気休め」程度に考えておくほうが「安全側」ですので、「うがい」「手洗い」必須。
加えて、個人的にはマスクのエタノール消毒もおススメで、ヒトの体にとって「病原」となりうるものは、ウィルスだけでなく「細菌」もあるのは常識。細菌は、高温多湿が「大好き」なのですから、ウイルス叩きだけに集中はできません。
Re: コロナ下のトリヴィア - きむらたかし@三田用水
2020/07/21 (Tue) 23:09:55
【ハッカ油】
10日ほど前、東京駅丸の内南口の催事場で、ハッカ油を売っていました。
鬱陶しいマスク内を少しでも快適にできそうなので購入し、
・帰宅後マスクが乾いたころに無水エタノールを表裏にスプレーして滅菌
に加え、
・翌日使う前の1時時間ほど前にハッカ油を内側にスプレー
(直前にスプレーするとどう工夫しても香りが強すぎて「むせ」ます)
という使い方でかなり快適だったのですが…
その容器に無水エタノールと同じ、写真の左側のものを使っていたところ…
気が付くと「容器が溶けて」いました。
そうなると、本来ならガラス製の容器がりそうなのでしょうが、我が家内ではみつからないので、百均に行ったら、写真右のタイプのスプレーボトルを見つけました。
よく、薬のボトルに使われているタイプのプラスティックのようなので、いわばダメモトで買って1週間使っているのですが、今のところノントラブルです。
先に書いたように、ガラス容器ならば、あらかた問題はなさそうなのですが(現にハッカ油の購入時の容器はガラス製)、プラスティックとなると、いろいろ物性はちがうようなので、お気を付けを…
相模原のダイダラボッチ - きむらたかし@三田用水 URL
2020/02/01 (Sat) 17:30:15
■横浜線・小田急線の…
町田の西方の大沼・小沼には、ダイダラボッチの足跡との伝承があり、同じく横浜線の淵野辺駅の南と東にも大池・小池と呼ばれる同様の地形が見られます。
ダイダラボッチの痕跡といわれるものには、このような凹型のほかに狭山の芋窪のような凸型もあるのですが、そちらの方をさておいても、代田や駒沢のそれのように、湧水が崖を削った、いわゆるハケ型のそれと違い、相模原のは、ほとんど真っ平な平地に巨大ながら浅い「水たまり」ができている、という状態。
■かねてから…
代田や駒澤とは明らかに違うはずの形成の機序が知りたかったのですが、昨日見つけました。
安藤康行「旧版地形図から見る相模原の変遷」
北里大学一般教養紀要 Vol.18(2013)pp.117-131
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kitasatoclas/18/0/18_KJ00008424799/_pdf/-char/ja
■かいつまむと…
当地は、一般的には地下水位がマイナス20メートルという乏水地帯だが
一部に、箱根新期火砕流堆積層という地層が、水をさらに深い地中に落とさない不透水層を形成している
ここには、宙水と呼ばれる浅い位置の地下水層があるため
大雨の折には、その上部に水が溢れて地表面を削る
ということのようです。
■図は…
3000分の1 多摩地形図「大沼」抜粋
【追記】
この北方、淵野辺駅の南の鹿沼と東の菖蒲沼については、ここ
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1444010/196
を参照。
では、代田のダイダラボッチは? - きむらたかし@三田用水 URL
2020/06/22 (Mon) 20:52:32
籠瀬良明「下高井戸駅近くの一つの谷」?地図 1978年16巻1号pp.30-31
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjca1963/16/1/16_1_30/_article/-char/ja
偶然見つけて、かつてこの辺りのツアー
https://www.google.com/maps/d/drive?state=%7B%22ids%22%3A%5B%2210I8xtJG0IaPWLN4RR47TT8_CI6s%22%5D%2C%22action%22%3A%22open%22%2C%22userId%22%3A%22105931389326914205560%22%7D&usp=sharing
に、
・当会のツアーのご案内をいただいたこともある上北沢の岡本さん
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/51911567.html
・2017年に亡くなられたという「毎日送電線」
https://sarumaruhideki.hatenadiary.org/
の sarumaruhideki さん
などとご一緒に参加させていただき、ご案内いただいた
・下高井戸周辺史雑記」
http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20200612095538
の川俣さん
にはお報せしたのですが…
改めて、この論文というか論考を読んでみると、主題は下高井戸駅北西の、神田川に面した「宗教法人大慈会本部」の場所にかつてあった、「現地をみると谷底には湧水を湛えた池がある」という深い谷(上図A)にあって、以下のような記述が目に止まりました。
「横浜市内の崖崩れ箇所のうちには,豪雨が上層の軟質ローム(武蔵野ロームと立川ローム)によくしみ込んでそこを液状にし,下層の硬質ローム(下末吉ローム)を残して,前へ飛び出すように崩かいする形のあることがわかっている。」
地質的には、玉川上水のある稜線をはさんで、この谷といわば線対称の場所にあるといってもよい、代田のダイダラボッチの発生の機序の可能性の一つとして、検討する価値がありそうです。
小野寺邸 - きむらたかし@三田用水
2020/06/13 (Sat) 16:36:20
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/52116343.html
「庚申堂」の筋向いでした。
敷地面積は、我が家の近所にあった、山本陸軍大将邸、橋本海軍中将邸と比べてほぼ同じ300坪+α。
当時の将官として標準的な面積だったのでしょう。
東大法卒ですので、軍人といっても官僚系(〇軍省といえど「役所」でもあるので)
このときの任務からみて、在外大使館での駐在武官の経験豊富な方かと思ったのですが、そういう経歴はいまのところ出てきません。
三好達治文学顕彰碑 - 北沢川文化遺産保存の会
2020/05/09 (Sat) 16:51:40
鎌倉橋たもとに建っていましたが、近隣から季節によっては碑面が反射して眩しいという意見が寄せられていました。昨日、邪宗門出入りの板金屋さんが角度を修整してくれました。今日見に行ったところ問題ないことが分かりました。モデルは邪宗門の敬子さん。
Re: 三好達治文学顕彰碑 - きむらたかし@三田用水 URL
2020/05/17 (Sun) 00:30:49
■今回の…
改修前の文学碑については、ここ
三好達治文学顕彰碑除幕式@2014/11/29
https://youtu.be/qOzaB_YSIeY
をご覧ください
「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2019/12/10 (Tue) 15:14:21
2019年12月7日、世田谷区の北沢タウンホールで開催された、
北沢川文化遺産保存の会 の「発足15周年を祝う会」
でお話した、同会発行の標記の地図の過去13年余の「あゆみ」。
かなりの部分会自体の歴史とつながる、というより、各版発行までの会の活動の集大成という面もあります。
「1回限りの発表では勿体ない」とのご意見もありましたので、やや冗長になるのは承知の上で、ここに記録として残しておくことにしました。
(第一、「同じ(ような)話は、2度したくない」ので)
順次、気の付いた点を追記・改訂する予定ですので、ときどきは、再読をお願いいたします。
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2019/12/10 (Tue) 15:19:21
現行版は「第8版」
それでは、8ヴァージョンしかないのかというと…
実は、それに先立つ、会で「第0版」と呼んでいるヴァージョンがあったのです。
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2019/12/10 (Tue) 15:24:36
この「0版」は、今の地図の嚆矢となったヴァージョンなのですが…
何のために制作されたのかというと、前の画面右の、会のいわばレジェンドである
「『北沢川文学の小路』物語」
と題する冊子のため。
カラー刷で一見表紙に見えるのは、実は表紙のカバーで、その裏側が、この「0版地図」なのです。
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2019/12/10 (Tue) 15:35:05
この「0版」、随分「あっさり」していますが、それには理由があるようです。
この地図は、あくまで冊子の一部で、それを補足する性格のもの…
つまり、上図のように、冊子で採り上げられている文士の旧居の位置を示すためのもので…
・冊子で採り上げた文士の旧居は全てプロットする
・それ以外は、たとえ分っていてもプロットしない
というものだったのです。
つまり、冊子から「何も足さない、何も引かない」
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2019/12/10 (Tue) 15:44:39
この地図を、発案し、かつ、手づからデザインしたのは、会の創設メンバーの一人、故・東盛太郎〔ひがし せいたろう〕氏。
書籍など出版物の装丁・レイアウトの世界ではかなり高名だった方らしく、朝日新聞社の「アエラ」のデザインが、業績として、よく取り上げられています。
ほかにも、書籍では講談社の「マイフルール」という植物・園芸系のシリーズのデザインを手掛けていることがわかりました。
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2019/12/10 (Tue) 15:49:31
上図の左が、その「マイフルール」シリーズ中の1冊の表紙。
右が、「地元のための作品」。下北沢の茶沢通り沿いにある、老舗のジャズ・バー「Lady Jane」
https://bigtory.jp/
のサービスマーク。
もともと、この地の育ちの東さんが常連だったご縁からのものらしく、上のリンク先でご覧のとおり、今でも同店で「現役」です。
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2019/12/10 (Tue) 16:52:41
「1版」
初めて、独立した地図として発行された最初のヴァージョンです。
いくつかポイントは追加されていますが、「0版と」大きな差はありません。
惜しいことに、東氏は、この発行前の9月に亡くなっていました。
いわば、その衣鉢を継いで、今に続く膨大な部数の地図を発行することに繋がったのは、遺されたメンバーの方々が、このような視覚化された情報の威力に気付いたためと思われます。
このヴァージョンから7版まで「虫プロセス」さんの制作となります。
そのため、同社に勤めていた会のメンバーである米澤氏がいわば発注者側で、受注者である会社所属のデザイナーの小金澤氏との、いわば、お二人が一緒にモニタ画面を前にしての共同作業となったようで、ある意味効率的ながら、反面マニアックな、普通なら得難いパターンの編集作業となったようです。
【追記】
代田連絡線が、このとき地図上に追加されていますが、実は結構ラフ。
次版で代田二丁目(現・新代田)付近に、「8版」で世田谷中原(現・世田谷代田)付近に、それぞれ修正が加えられています。
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水 URL
2019/12/10 (Tue) 17:01:46
「2版」
このヴァージョンから、地図のタイトルが
「下北澤文士町文化地図」
となり、今日に続くことになります。
発行日は、「1版」のわずか半年後。
この種の印刷物では、デザインと製版のコストの比重が大きいので、発行部数を増やしてもコストアップはいわば誤差範囲。
したがって、予算の都合で「1版」の発行部数を絞ったとは思えず、
【追記】
実際、「1版」は、当時としては「無謀」ともいえる4500部も刷っている
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/50957888.html
むしろ
「こんなにウケるとは思わなかった」
という嬉しい誤算の結果と思われます。
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水 URL
2019/12/10 (Tue) 17:11:55
「3版」
こちらは「2版」から約2年後。
【追記】
「2版」の発行部数は5000部
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/50966360.html
のようなので、これまでの地図が、「1版」から「2版」は、小改訂にとどまったこともあり、すでに、地域にかなり普及していたことを意味しているようです。
図像が、やや派手に見えるようになったのは、昭和20年5月の、いわゆる「山の手空襲」の罹災範囲を、ピンク色で補入したため。
(この罹災範囲は、その後も複数の「戦災地図」を参照しながら、徐々に精度を高めてきています。)
また、「2版」発行後の、
2007年12月3日に除幕式が行われた、会が、代沢小学校の北沢川緑道沿いに建立した
「坂口安吾文学碑」
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/51157861.html
がプロットされていて、逆にいえば、このヴァージョンは、安吾文学碑建立記念版ともいえます。
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2019/12/10 (Tue) 18:49:28
「4版」
このヴァージョンから「7版」まで、この裏面に古地図を掲載しています。
会では、毎年3月末から4月初旬の、北沢川緑道の桜の花が咲く時期に、代沢小学校の敷地に建立されている
「坂口安吾文学碑」
の前で(「版元品切れ」状態になったので、かわりに「下北沢の戦後アルバム」を配布した平成31年度を除き)、それぞれ最新版の「下北沢文士町文化地図」を配布しています。
その折、その種の当地の古地図を掲示したところ、それを見た当地の「古老」の方々のお話が地図を囲んで盛り上がり、忘れ去られようとしていた、主として地誌に関する新たな情報がもたらされたことから、そのような話題を掘り起こす「きっかけ」となることを期待してのことでした。
個人的に、とくに印象的だったのは、確か奥様が日本人の外国の方の要望で、掲示してあった地図のコピーを、配布の終わりの時刻が近かったこともあって差し上げたところ、家族で散歩に出た直後だったようなのですが、わざわざ、自宅にその地図を置きに戻ったことでした。
古地図は過去の情報ではありますが、「今」のその地を知るための重要な情報であることを示唆している出来事でした。
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2019/12/10 (Tue) 18:51:33
「5版」
この版から、新たに「芸術家」、具体的には、文士以外の、彫刻家、画家、書家、音楽家などの「アーティスト」の旧居が、青い円形のマークでプロットされるようになりました(当然、文士同様に物故者だけ)。
どうやら、文士同様、というか、もしかしたら、それ以上に多くの「アーティスツ」が、当地に居を置いていたことが、それまでの活動を通じて判明してきたことによるものです。
【追記】
この改訂が幸いしたのは、第8版での、満州国皇帝愛新覚羅溥儀の弟の溥傑の取扱い。
若いころ、下北沢と世田谷中原(現・世田谷代田)間、小田急線と鎌倉通りの交点そばの高級アパート「静仙閣」に住んでいたのですが、この方、著名な割には、満州国でも戦後の中国共産党でも、さして高い地位についていなかったこともあり、どのような括りで載せられるか見当がつきませんでした(満州国皇帝の「実弟」とか「皇嗣」では、広い意味の「アート」が対象の「文化地図」なので採り上げようがありません)。
しかし、同氏が、いわば「ユニーク」な人物であることは疑いないうえ、本国では「肩書」とは無関係の「書家」として一定の高い評価も得ていた人で、友人が40年ほど前だったか、中国に旅行した折、直接作品を入手したことを自慢していたことを思い出し、「8版」で、アーティストとしての「書家」枠で掲載することができたわけで、この情報を持っていなければ、既存の地図の改訂作業の責任者としては、ダブル・スタンダード、見様によってはトリプル・スタンダードの、「グズグズ」の地図にするわけにはゆきませんので、当然「没」にしていたはずなのです。
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2019/12/10 (Tue) 18:53:15
「6版」
前版と較べて、プロットされている文士・芸術家の旧居の数については、それほど多くは増えていません。
そのかわり、「まち」には大きな変化がありました。
それは小田急線の地下化とそれに伴う「踏切」の消滅です。
とはいえ、東北沢、下北沢そして世田谷代田の各駅の駅舎の工事は、その後、つい先ごろまで続きましたし、線路跡地活用のための工事は、現在緒についたばかりなのですが、このヴァージョンでは、まず、地下に入った線路の表現が従来の実線から点線に変わったことが見てとれます。
これに加えて、このヴァージョンから、小田急と環七通りの交点西に新たに1ケ所加わった富士山眺望ポイントも、実は小田急の地下化を契機とするものです。
工事開始前は、世田谷代田駅構内の跨線橋から富士山が眺望できたところ、地下化工事によって、この眺望が失われてしまうことから、紆余曲折を経て、地下トンネルの梅ケ丘寄り出口の上に設けられる「代田富士356公園」に「代田の富士山眺望ポイント」が代替されることになったのが契機のようです。
(もっとも、富士山は、実は東北沢駅の構内外の両跨線橋ともに、見えていたのですから、同駅最寄りの住人としては「不公平感」が否めないのですけれど…)
【追記】
第8版では、もう一つの富士見ポイントとして、北沢八幡神社が追加されています、
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2019/12/10 (Tue) 18:56:01
「7版」
このヴァージョンに新たに加えられた情報として、
工場と学校
それも、それらのうちユニークなもの、を挙げることができます。
工場については(北から)
・東京セロファン紙
昭和初期にできた我が国最初のセリファン紙工場
・測器舎
測量・測定用の光学機器を主体とするメーカー
この領域の総合商社としても機能していた模様
学校については(西から)
・帝国音楽学校(別名もあり)
ヴァイオリンの教育者かつ製作者として署名な鈴木慎一
が深く関与した音楽学校
柳宗悦の妻で声楽家の兼子〔かねこ〕が教鞭をとり、
古関裕而の妻金子〔きんこ〕が学生として声楽を習った
・東京北澤商組 店員道場/青年學校
下北沢の商店で構成される商業者組合が設置した、傘下
の商店の店員の寄宿舎兼教育施設
後に、小学校卒業生の補習のための教育機関として制度
化され、履修が義務化された、青年学校としても機能した
・海外植民学校
高知県生まれで青山学院出身の崎山比佐衛が、澁澤禜一、
後藤新平などの後援を受けて設立した、主として南米へ
の移民を志す若い男女のための学校
比佐衛は、会の会員だった故・松原征男氏の祖父の兄
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2019/12/10 (Tue) 18:59:03
「8版」
最新の現行版です。
細かい追記は「見ればわかる」ので、あげつらう必要はないと思います。
今回の編集作業、いわば最悪のタイミングになってしまったともいえるのは、「7版」が「版元品切れ」となるのと、「7版」までの制作・印刷をお願いしていた虫プロセスさんが、経営者のご家族の事情とやらで廃業されるのが重なったところにあります。
そこで、オピカさんに、「8版」の、制作・印刷をお願いすることになったのですが、ベースとなる「7版」までのデータの復元に時間を要したこともあり、できれば12月上旬に予定されていた頭書の祝賀会、最悪でも明年春先の北沢川緑道での地図配りに間に合わせることが最優先課題となりました。
幸い、オピカさんの尽力で、虫プロさんによる「7版」データが復元できましたので、それを、9版以降のベースにもできるように、表記の文字や、その字体・サイズ・色の統一などが主な作業になりました。
その中で、いわば唯一の「目玉」ともいえるのは「ポテトチップ工場」の位置の特定です。
ここは、私を含め、当地で幼少期を過ごした者は誰でも知っていると言ってよい工場です。
それは、小学校の遠足で「持ってゆくお菓子代は100円以下」という制限があったので、この工場に行ってオバチャンに「くだぁさいなっ」といえば、いわゆるハネ物のポテトチップを大きめのビニール袋一杯、確かたったの5円で頒けてもらえたからなのです。
しかし、池之上小学校の同窓生に聞いても、当方の記憶と同様の「教会坂を下った先の(森嚴寺川の)橋のあたり」という以上に具体的な場所を特定できないため、長く懸案の「旧跡」だったのです。
その中で、かの米澤氏が発掘した、東北沢の産まれ育ちで、今も同地にお住まいのイラストレーターである矢吹信彦氏の書かれた
「東京面白倶楽部」
という書籍のp.46の「偏狭的テリトリー」地図に
「オデオン座のウラには
ポテト・チップ工場が
あって、クズを
安く買えた。」
と書かれていました。
他の矢吹氏が指摘している様々なポイントをみても、私の記憶のある範囲では、ですが、それと矛盾するものはなく
「さすが、映像の世界で生きてきた方の記憶は確からしい」
との判断から、今回安心してプロットできた次第です。
〔余談〕
せっかく安く譲ってもらったポテトチップ。実際に遠足に持って来たヤツをみたことがありません。買ったその日のうちに食べてしまうからで、ハネ物といっても、出来立てのポテト・チップは、食べだすと止まらないほどおいしかったのです。
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2019/12/11 (Wed) 00:14:05
12月7日には
「今後の9版以降に向けて、検討すべき事項」
についてもお話しましたが…
すでに書いた、このBBSの
文化地図第8版 改訂・校正後記
という別スレッドの末尾「6」以下と、内容が重複しますので、省略します。
Re: 「下北沢文士町文化地図」のあゆみ - きむらたかし@三田用水
2020/05/14 (Thu) 21:11:25
昨晩、youtubeで、古関とはまるで関係ない、さるオペラの動画を探して見終わったら、画面右端の関連動画の表示場所に
「大衆音楽を世に広めた偉人と詩人 古関裕而と西條八十 」
https://www.youtube.com/watch?v=9ZICynshw1g
というのがありましたので、見てみると…
何かのテレビ番組の無断アップロードのようなのですが、41分26秒あたりから、古関の業績がかなり長時間紹介されていました。
特筆すべきなのは、ご長男の古関正裕さんが出ていたことです。この方、文化地図の8版の編集時に、古関の代田の3つの旧居間の転居時期を確認したくて、メールをお送りし、何度かやりとりをさせていだいた中でいりろとご教示いただいたのですが、「なるほど、こういう方だったのか」と、その穏やかな雰囲気に納得しました。
文化地図の門前配布開始 - きむらたかし@三田用水
2020/05/07 (Thu) 12:36:46
Re: 文化地図の門前配布開始 - きむらたかし@三田用水
2020/05/11 (Mon) 22:35:00
随時補充しているので、正確にカウントしてませんが、20部ほどは、お持ちいただきました。
このご時世ですので、これまでと違って「何か物珍しい情報」には、皆さん反応してくださる模様。
地図の手持ちのある、会員の皆様もお試しを。
次は「オースティン博士+飯田勝氏」のアルバムについても目論んではいるのですが、ご覧のとおりスペースの面で苦しいのです
6月15日実施予定の三田用水ツアーについて - きむらたかし@三田用水 URL
2019/06/13 (Thu) 22:45:19
参加予定の皆さまへ
残念ながら、明後15日は、現在降水確率90%の予報です。
鉢山分水については、多少の雨では問題も危険もないのですが、
重文旧朝倉家住宅に関しては、以下の理由で、シンドイ状況です
・庭の水路は急傾斜にあり、庭の植生を傷めないようのに、飛び石・敷石伝い
に歩く必要があるので、滑って滑落する危険が伴う(必ず、登山靴で来てくだ
さいとも言えない)
・邸内についても、水路との関係で、いわば「目玉」の北西隅の「杉の間」は、
ガラス戸がない(雨戸のすぐ内側が障子)ので、降雨時には雨戸が閉め
られるので、肝心の庭が見えない
(加えて、直前に雨があがっても、朝倉家住宅の庭は危険)
というわけで、明日午後2時ころの段階で降水確率が50パーセント以上の
場合には、中止というか延期にせざるを得ないと思います。
明日夕刻までには結論を出し、このボードで告知いたします。
また 連絡先を存じ上げている方については、メールでご連絡いたします。
Re: 6月15日実施予定の三田用水ツアーについて - きむらたかし@三田用水 URL
2019/06/14 (Fri) 13:27:24
https://www.jma.go.jp/jp/mesh20/
よれば、東京では、今日14日夜半から降り始め、少なくとも午後一杯は降りそうな模様です。
降雨の南北方向の範囲が広いので、気圧配置の影響で、雨雲が多少ずれたとしても、降雨はさけられそうもありませんので、明日のツアーは、中止といたします。
資料は、十分整っていますので、いずれ近いうちに代替日を設定して、第2期のツアーを完結させたいと思います。
Re: 6月15日実施予定の三田用水ツアーについて - きむらたかし@三田用水 URL
2019/06/14 (Fri) 18:10:09
【単なる「事務連絡」で終わると「文明に益さない」ので…少し、三田用水史】
豪雨でない限り、後半の予定の鉢山分水については巡検可能でしたが…
前半の、代官山の旧朝倉家住宅では、目的達成が不可能でした。
三田用水の公式の、つまり水田のための分水以外に、用水組合が維持費の捻出のために、明治終わりごろあたりから、私有地にお金をとって給水していたのですが、今、その痕跡が確実に残っていることが確認できるのは、
・目黒雅叙園の百段階段棟南の水路跡
https://mitaditch.blogspot.com/2017/07/1.html
と
・旧朝倉家住宅の庭園の水路跡
(上図の黄線沿い)
だけなのです。
(ほかに10年位前には、白金今里の藤原銀次郎旧邸跡に「もしかしたら」という場所があったのですが、
http://mitaditch.blogspot.com/2017/06/blog-post.html
現在はおそらく消滅)
まぁ、雅叙園はともかく、旧朝倉家住宅は、庭園も重文に指定されていますので、当面水路跡が消滅する心配はありませんので、他日に期したいと思います。
Re: 6月15日実施予定の三田用水ツアーについて - きむらたかし@三田用水
2020/02/03 (Mon) 22:40:48
【代替日程が…】
令和2〔2020〕年3月21日の「連休中日」に決まりました。
すでに、三田用水の研究仲間の方々や、代官山関係者の皆様には告知済です。
旧朝倉家住宅の、この企画の巡検での「目玉」は、
・庭園の水路跡 と
・北西端の「杉の間」からの景観
なのですが、多少の雨なら「杉の間」の雨戸を短時間開けていただけそうなので、豪雨なら別として雨天でも(庭園の方は諦めざるを得ないと思いますが)決行したいと思います。
旧朝倉家住宅の庭園を除けば、ルートのほかの部分は、全てアスファルト舗装ですので、通常の雨なら、大きな支障はありませんので。
Re: 6月15日実施予定の三田用水ツアーについて - きむらたかし@三田用水
2020/03/21 (Sat) 22:25:17
【本、令和2年3月21日の…】
重文・旧朝倉家住宅と三田用水・鉢山分水ツアー、お疲れ様でした。
「嬉しい想定外」の同住宅の元オーナーの末裔のA氏のご参集と、期待をはるかに超えた同住宅の管理主任者のO氏の詳細な解説があり、同住宅での滞在時間が予定時間を大幅に超えたのですが…
上記のうちお一方だけならば当方も経験があるのですが、お二方ご一緒というのは、「通常はあり得ない」というか、そうそう有ることのない展開でしたので、その機を逃すことは、絶対にできませんでした。
そのため、後半の鉢山分水の水車場跡の探訪は、駆け足になってしまいましたが、そちらの内容については、あとう限り詳細な資料をお配りしておりますし、その余は、この掲示板なり当方のブログで十分ご説明可能なので、これまでの、三田用水ツアーの第1期、1.5期、2期の合計10回の締めくくりとして、いわば想定外ともいえる充実した結果に終われたと思います。
〔画像は…〕
本日最後に訪れた、鉢山分水末流部と渋谷川周辺の、内務省の明治20年実測図の第3幀の2の抜粋(ごく最近入手のため、資料としてお配りできませんでした)。
他の分水以上に末流部の水路が多いので「これが鉢山分水の末流だ」という特定が難しい(ほぼ土壇場になって、その理由に気付いたのですが、その裏取りは今後の課題)。
【第3期として…】
できれば、ポイントを絞りこんだ、これまでよりもやや学術的な「巡検」が実施できないか思案中ですが、まだ、全く構想がまとまっていません。
【当日配布の「三田用水と分水マップ」】
https://drive.google.com/open?id=1CSiGLU8FVa5Ao-pHegnoaSErU4eo6K6e
にアップロードしておきました。
あらかた、三密が避けられる場所ですので、
「お散歩のお供にどうぞ」
Re: 6月15日実施予定の三田用水ツアーについて - きむらたかし@三田用水 URL
2020/04/01 (Wed) 20:05:19
〔不覚にも…〕
さっきまで全く知らなかった、というか、その名前は目にしていたものの、どの道を指すのかわからなかったのですが、先日歩いた鉢山交番から並木橋までの元水路の、北に並行する道路。
西郷(従道)馬車道とおそらく明治期から呼ばれていて
(東京府豊多摩郡誌 p.466
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1874656/255
参照)、
2013年には、主に飲食系のお店が中心のようですが「西郷馬車道通り商店会」
http://saigobashamichist.blog.fc2.com/page-1.html
が結成されていました。
Re: 6月15日実施予定の三田用水ツアーについて - きむらたかし@三田用水 URL
2020/04/02 (Thu) 17:25:46
〔旧朝倉家住宅も…〕
(「とりあえず」で、先は読めないようですが)4月12日まで、休館とのこと。
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/shisetsu/bunka/asakura.html
確かに、21日の、普段は、ほぼいつ行っても閑散としていた、1階の第一会議室の人の多さには、初めて見て多少茫然とした位ですので、それもやむを得ないかと思います。
Re: 6月15日実施予定の三田用水ツアーについて - きむらたかし@三田用水 URL
2020/04/19 (Sun) 03:17:08
【当日…】
渋谷川沿い、かつての奥田=三田水車のところでお話した、渋谷川の西の並行していた水路について、ようやく考えがまとまりましたので、当方のブログ
https://mitaditch.blogspot.com/2020/04/blog-post.html
に掲載しました。
画像は、国立公文書館蔵「目黒筋御場繪圖」文化2(1805)年
から、渋谷川右岸の水路部分の抜粋
Re: 6月15日実施予定の三田用水ツアーについて - きむらたかし@三田用水 URL
2020/04/19 (Sun) 20:10:16
【3月21日に…】
O氏の許可を得て、じっくり観察することのできた
「レトロな井戸ポンプ」
その後の調査や資料の収集結果を、ここ
https://sarugakuduka.blogspot.com/2020/04/blog-post.html
にまとめておきました。
会報165号の発行について - 北沢川文化遺産保存の会
2020/03/25 (Wed) 22:29:27
毎月末に会報を印刷しています。区の市民支援活動コーナーでこれを行っています。が、改修工事に入っていてここが使えません。4月7日から使用可ということでこの日に印刷をします。従って
・郵送会報はいつもより遅れる。
・メール配信は月末に行い、これは通常どおり。
・ネット掲載も月末か月初めに行う、変化はない。
4月11日に予定していた世田谷代田駅前での「下北沢文士町文化地図」(第8版新版)配布は、コロナウイルスの関係から中止となりました。
〇なお、会報は区の市民活動支援コーナーで印刷していますが。5月末まで閉館となりました。印刷は6月からとなりますが、先行きは不明です。
Re: 会報165号の発行について - 北沢川文化遺産保存の会
2020/04/06 (Mon) 22:34:56
会報の印刷が、施設の封鎖できなくなりました。ネットには掲載しております。
http://blog.livedoor.jp/rail777/archives/52112404.html
Re: 会報165号の発行について - 北沢川文化遺産保存の会
2020/04/15 (Wed) 18:28:25
〇新型コロナウイルス感染症が終息しそうにありません。当会の活動も当分の間休止します。4月5月の町歩き、5月の戦争伝承の会も。会報の紙印刷も難しいと思われます。ネットでは発行する積もりです。
新宿平和マップ - 北沢川文化遺産保存の会
2020/03/28 (Sat) 16:59:26
長谷川順一さんから「新宿平和マップ」を送っていただいた。
地図にはすべての戦跡が網羅されている。新宿区の文化行政は進んでいる。文学散歩地図もしっかりと作られている。世田谷区も見ならってほしい。
Re: 新宿平和マップ - きむらたかし@三田用水 URL
2020/04/06 (Mon) 18:31:23
【多少…】
いろいろな個人的懸案が片付きそうになってきて、多少は気持ちのゆとりが出来てきたので、調べてみたら…
この平和マップ。ここ
https://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/soumu01_000111.html
にPDFファイルがありました。
「春の小川 河骨川・宇田川を歩く」 - 北沢川文化遺産保存の会
2020/02/22 (Sat) 16:07:43
梶山公子さんから案内がありました。
「春の小川 河骨川・宇田川を歩く」
http://www17.plala.or.jp/shibuyariver015/#ravel%20a
昨年は河骨川・宇田川の町歩きをお楽しみ頂き、ありがとうございました。遅くなりましたが、上編をホームページにアップ致しましたのでお暇な折ご確認下さいませ。
Re: 「春の小川 河骨川・宇田川を歩く」 - きむらたかし@三田用水 URL
2020/02/24 (Mon) 20:12:05
〔宇田川ツアー〕
こちらは、澁谷・白根博物館の企画(ただし、渋谷区関係者限定)。
たぶん、同館の「『春の小川』はなぜ消えたか」之潮/2011・刊
http://collegio.jp/?page_id=445
の著者である、田原学芸員さんの担当企画と想像しています。
Re: 「春の小川 河骨川・宇田川を歩く」 - きむらたかし@三田用水
2020/02/28 (Fri) 21:43:33
〔先ほど…〕
アクセスしましたら、
中編
http://www17.plala.or.jp/shibuyariver015/#ravel b
が追記されていました。
ところで…
今回、梶山さんにご案内いただいたルートで、ご本人にも感想としてお送りしたのですが、個人的に一番インパクトが大きかったのは、河骨川を小田急線が越えるカルバートでしたので、その写真を掲載しておきます。
【追記】
「下」もアップされました。
Re: 「春の小川 河骨川・宇田川を歩く」 - きむらたかし@三田用水
2020/03/24 (Tue) 15:27:53
【梶山さんから…】
以下の連絡がありました。
>ところで、渋谷川のツアーの日ですが江戸名所図会の代々木八幡宮について質問された方かいらっしやいました。私も気になっていたので、それについて書いてみましたので、お時間ある時ご覧いただければ幸いです。
URLは従前どおり
http://www17.plala.or.jp/shibuyariver015/index.html
ですが、現時点では、ページ冒頭左上の
江戸の絵図 「代々木八幡宮」の謎
をクリックすると、該当部分の記述に飛びます。
補注:読んでみると…さすが「リケ女のハシリ」
二ヶ領用水 - きむらたかし@三田用水 URL
2020/03/20 (Fri) 18:11:32
神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙「タウンニュース」2020/03/20号
https://www.townnews.co.jp/0203/2020/03/20/521956.html
によれば、
「川崎市を流れる二ヶ領用水が3月10日、遺跡関係の文化財として国登録記念物に正式決定。」
の由。
この用水については、別宮さんが詳しいはずなので、巡検を設定していただいては、と思います。
延期されてしまった、木村康伸さんの、多摩川対岸にある六郷用水のそれと、よいペア・プロジェクトになりますね。
代官山ステキ総研の告知 - きむらたかし@三田用水
2020/02/23 (Sun) 21:20:04
【当会の…】
提携団体、ヒルサイド・フォーラムをかかえる
代官山ステキ総合研究所
から、今年の
第16回代官山フォーラム(+第8回 代官山大学2020)
の告知が届きました。
ここ数年は、フォーラムの方の発表者でしたこともあり、参加していたのですが、国学院や東海大などの若い学生(ときに、+αで東大院卒)さんの発表が楽しかったので、最初の、国学院や東海の若い学生さんたちの発表もオススメです。
Re: 代官山ステキ総研の告知 - きむらたかし@三田用水 URL
2020/02/23 (Sun) 21:38:28
「代官山ステキ総研」さんには…
もともとのご縁のきかっけが「三田用水」だったこともあり、来る3月21日の当会の三田用水ツアー第2期第6回のツアーの告知も、2月20日発信の会員宛て配布資料により告知していただいております。
参加申し込みは先着順ですので、参加申し込み枠が早々に埋まってしまう可能性があります。
当会会員の方々も、最近多いような「土壇場」ではなく、早々にお申し込みください。
スパム投稿 - 北沢川文化遺産保存の会
2020/02/06 (Thu) 08:15:02
このところ連続して、この掲示板に関係のない宣伝が投稿されている。管理者は、遠慮なく、ボンボン、これを削除している。
Re: スパム投稿 - 北沢川文化遺産保存の会
2020/02/23 (Sun) 08:06:33
継続してスパム投稿が続いている。当掲示板と関係のない投稿は、どしどし削除する。
今日の収穫情報 - きむらたかし@三田用水 URL
2020/02/15 (Sat) 20:32:30
〔今日…〕
さる会議のため、中央区月島に行ったのですが、その折の、東京メトロ有楽町線/都営大江戸線の月島駅での
収穫情報 その1
「都営バスで巡る地形テキストラリーGPS」
地形を反映する都バスの停留所を巡るツアー、というより内容的には「巡検」プロジェクト。
この種の事柄となると見落とせない
藤森輝信、荒復宏
という巨匠2人まで巻き込んだ、結構「力のはいった」企画のようです。
続ければ続けるほど、いろいろ特典があるようですが、まだ全貌がつかめないので、興味のある方は
https://project-toei.jp/chikei/
を参照のこと。
Re: 今日の収穫情報 - きむらたかし@三田用水
2020/02/15 (Sat) 21:12:12
収穫情報 その2
[作家気分でめぐる『文豪ゆかりの地』散歩コース」
ルパン、竹葉亭あたりは、当たり前の著名店ですので、「誰の?」と問うのは野暮ですが、船橋屋さん(個人的には好きな味です。ただし、黄粉は徹底的に〔西日本方言でいう〕にしくり付けますが、黒蜜は数滴しかかけません)は、文豪中誰がとりわけ御贔屓にしていたのか非常に興味があります。
なお、冒頭の「バンドン・コーヒー・アンド・ビア」は、この場所(目黒区駒場の重文・旧前田家住宅の敷地内)が文豪ゆかりの場所というわけではなく、同地の「日本近代文学館」内のレストラン。
冒頭に文豪名を付したメニューは、結構楽しめるようです(おいしいかどうかは未確認)。
世田谷代田の武満徹 - 北沢川文化遺産保存の会
2020/02/07 (Fri) 14:18:14
Facebookの知り合いから紹介がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=gy-ttU5WxVA&fbclid=IwAR3MXefFm286x2W3nxL9fsdbrbsNu6wCetNiTYJvdKTRuuQ2y0P31ZUdfxw
町歩きへの要望:会員から - 北沢川文化遺産保存の会
2020/01/30 (Thu) 21:10:39
「大人の休日クラブの2月号」に「城南五山を巡る旅」というのが載っています。以前、高輪を案内していただきましたが、この五山も知りませんでした。ぜひとも企画宜しくお頼みいたします。
Re: 町歩きへの要望:会員から - きむらたかし@三田用水 URL
2020/02/01 (Sat) 22:03:08
このコピー…
誰が、どこまで理解していた書いたかわかりませんが、冒頭で「目黒→品川」なのに、山の並び順はそれと真逆の「品川(というより高輪)→目黒」のようです。
それはともかく、島津山と池田山は、麓に三田用水の分水路がある地域ですね(「花房山」というのは聞いたことがありませんが、文脈からすると、三日月藩森伊豆守/河内守の屋敷のあった、いわゆる「森ケ崎」のことではないかと…)。
ところで、八ツ山って、それらしい地形がまだ残っているのでしたっけ。
Re: 町歩きへの要望:会員から - きむらたかし@三田用水
2020/02/02 (Sun) 11:11:02
やはり…
花房山は、旧称・森ヶ崎 ですね。
ついでに、他のも
池田山は、北部は 平岡 南部は 霞ケ埼
島津山は、袖ヶ崎
八ツ山、御殿山は、旧称のまま。
旧称の方が、味があります。
【追記】
↑の図の、三田用水の桜田通りから柘榴坂間のルートは誤り
しかも、桂坂上から伊皿子坂に北流する水路は三田上水(ここまでくると「無学は怖い」)
同じく、白金の自然植物園の向かいも、難あり、ですね。
Re: 町歩きへの要望:会員から - きむらたかし@三田用水
2020/02/05 (Wed) 23:57:30
■これら五山を…
巡るツアーとなると、それぞれ目黒川の谷と品川の海を見下ろすポイント巡りにしないと値打ちがなさそうです。
稜線を巡るとかなりの長丁場、シュートカットしようとするとダウンヒルとアップヒルの連続。
ルート設定はかなり面倒そうですね。
「武蔵野」 - きむらたかし@三田用水 URL
2020/01/21 (Tue) 01:05:24
の、獨歩さんが…
携えていた地図は、文政期の、この
東都近郊図
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2542726/2
とのことです。
之潮のWeb
http://collegio.jp/?p=1094
で、芳賀さんが指摘しているように、江戸期の、江戸府外で、その近郊の地図というのは、非常に限られているので、言われて「納得。あっ、そうか!」ですね。
Re: 「武蔵野」 - きむらたかし@三田用水
2020/01/21 (Tue) 05:51:19
その根拠は…
近郊圖に左上の上図の部分
と、
「武蔵野」の冒頭
「『武蔵野の俤は今わずかに入間郡に残れり』と自分は文政年間にできた地図で見たことがある。」
Re: 「武蔵野」 - きむらたかし@三田用水 URL
2020/01/22 (Wed) 12:54:32
■入間郡の武蔵野は、固有名詞だった
前掲の「東都近郊圖」。「大榎アリ 十抱余」とか「古城跡」といった記述からみて、明らかにこれは、文政期の「観光地図」。
そこに「武蔵野」と書かれているので、「この辺りにゆけば、武蔵野の俤を感じることができますよ」との趣旨かと思われたので、逆に言えば、文政期に江戸の人たちが「武蔵野」をどのようなイメージで捉えていたかがわかるのではないか?とのことから、まずは、大体のポイントを割り出してみました。
今でも地名を見つけることのできる、図の左寄りの「堀兼」から、右寄りの「龜窪」(亀久保)に向かって80%位の場所の模様で、今の、東武東上線上福岡駅の南西にあたります。
しかし、この辺りを明治初期の「迅速測図」でみると、獨歩が愛好したナラなどの落葉広葉樹林がある反面、古典で詠われた見渡す限りススキといった原野を連想させる畑もあり、獨歩型の武蔵野なのか、古典型の武蔵野なのか、判定不可能です。
そこで、この地、旧龜窪村の生い立ちを調べようと、新編武蔵風土記稿
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/764002/75
を見てびっくり。
ほぼ、冒頭ノッケに「武蔵野」との見出し。
わかったことは、近郊圖にポイントされていたのは、当初誤解していたような「かつての武蔵野を彷彿とさせる地域の中心」というのではなく、この龜窪村内の「固有名詞としての小名」だったのです。
図は、風土記稿の挿絵。かんがえてみると、ここは現・ふじみ野市、すぐ南に富士見市のある場所です。
【追記】
詳細は、下記の当方のブログにまとめておきました。
http://baumdorf.cocolog-nifty.com/gardengarden/2020/01/post-9d06e9.html
渋谷区の電子図書館 - きむらたかし@三田用水 URL
2019/12/26 (Thu) 12:47:08
〔渋谷区立図書館〕
を、ちょっとした調べもののために覗いたら…
「渋谷区電子図書館」
https://www.d-library.jp/shibuya/g0101/top/
なるサイトが新設されていることがわかりました。
その中の、登録なしに閲覧可能な
「渋谷区関係資料」
https://www.d-library.jp/shibuya/g0102/libcontents/search/?gid=1001&pkn=%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E5%8C%BA%E9%96%A2%E9%80%A3%E8%B3%87%E6%96%99&pgs=1
中には、
昭和九年度版澁谷區勢要覧
昭和八年度版澁谷區勢要覧
絵図のなかの渋谷
渋谷の橋
渋谷のむかし話
渋谷の水車業史
渋谷の湧水池
渋谷の玉川上水
渋谷の坂
写真集 渋谷の昔と今
といった地域研究には「お宝」の資料が一杯。
これで、笹塚や原宿に行かずにすみますし、この先の充実が楽しみです。
中野区の電子図書館 - きむらたかし@三田用水 URL
2020/01/09 (Thu) 17:29:04
〔中野区立図書館〕
世田谷の「北東」の渋谷区に続き、今度は「北」の中野区の…
中野区立図書館のデジタル・アーカイブ
https://archive.nakano-library.jp/
こちらは、渋谷区以上で
中野区民生活史
山﨑家文書
堀江家文書
中野区政の歩み
中野の文化財
中野の名所
中野区史
中野区報
中野区史料館資料叢書
と、いった、お宝史料満載です。
とくに「中野区民生活史」
https://archive.nakano-library.jp/collection/%e4%b8%ad%e9%87%8e%e5%8c%ba%e6%b0%91%e7%94%9f%e6%b4%bb%e5%8f%b2/
はおススメ。
【追記】
このアーカイブ中の
中野区民生活史〔資料・統計編〕
https://archive.nakano-library.jp/d_archive/801809632/
の、247コマ目から357コマ目までの間に、
戦時中の鷺沼二丁目(現・白鷺一・二丁目)町会の
昭和17年11月 3日~18年 3月29日(101~148号) と
同 19年 4月 1日~同 年10月27日(254~307号)
の、「回覧板」で町内に伝達された情報が収録されています。
(なお、
昭和19年11月 5日~20年 8月13日(302~372号)は
「東京大空襲・戦災史」〔第5巻〕
昭和20年 1月 6日~22年 3月27日(329~543号)は
「中野区史」〔昭和資料編二〕
に収録されている由。)
ざっと、前後編を対比しても、開戦後1年経過当時は配給生活とはいってもまだゆとりが感じられるのに対し、終戦前年になると(防空演習の告知も頻繁になり)食糧事情が逼迫していたことが、十分に読み取れます。
【余談ながら】
同ライブラリ中の
中野区民生活史〔第1巻 附録〕
https://archive.nakano-library.jp/d_archive/805679705/
では、明治13・14年測図の、板橋宿と内藤新宿の接合図があって、
下北沢村・代田村・赤堤村・上北沢村
の当時の姿をみることができます。
(とくに、画面下部の迅速測図の凡例は、
たとえば、目黒区図書館ページの
内藤新宿
https://www.meguro-library.jp/data/oldmap/map5/
二子村
https://www.meguro-library.jp/data/oldmap/map6/
などで見ることができないので貴重なデータといえます)