北沢川文士町文化地図・第8版の基盤調査
当会の基盤といってもよい「…文士町文化地図」のベースのマップの変更が避けられいように聞き及びます。
今まで同地図の印刷を引き受けていただいていた「虫プロセス」が、本平成30年10月末をもって業務を終了したことによるものです。
画像処理ソフトのデータを譲り受け、別の印刷会社でデータに手を入れて第8版を発行可能かと考えていたのですが、これまで使用されていたソフト(おそらく、アドビ社のイラストレーターと想像しています)のヴァージョンがかなり旧く、また、こそソフトは、いわゆる「上位互換性」に問題があるようで、以前、印刷会社さんによっては、依頼主のヴァージョンにあわせるために、数ヴァージョン前のソフトを保存・運用する必要があるために、その管理やコスト負担が大変だという話を読んだことがあります。
今後の、9版、10版への対応を考えても、この機会に、ベースの地図をどうするのかを含めて、いわゆる「ゼロ・リセット」の作業になります。
それならば、この機会に、今までの地図に表示されている各ポイントの再検証をしては、と思います。
というのも、これまでは、どちらかといえば、新知見を得るたびに、新たなポイントを追加することに気が行ってしまった結果、過去に打ったポイントがどうなっているかの配が薄すぎた面があり「たまたま」判明したものだけに対応していたことは、会のブログのこれまでの記事をみて想像できます。
すでに「…跡」とされているポイントは史料の再検討にたよるほかないことはいうまでもないのですが、そうではなくて、現行の7版では「現役」であるはずのポイントの中にも、道了尊(眞龍寺)とか文紀堂(古書店)といった「元…」とすべきものもありますし、それ以外のポイントについても、現存しているかどうかのサーベィが不可欠でしょう。
こうなると「ツアー」というより「巡検」ですが、地図の全ポイントを1つのグループで巡るのではなく(とても、これまでのツアーのような半日では足りる道理がありません)、
1 地図掲載の地域を、いくつかのブロックに分ける
基本的には、町・丁目で分けれれればよいのですが、ポイント数にバラツキが生ず
るので、それと、面積などを考慮して、仕訳することになります
2 できれば、12月1日の忘年会に、各ブロックのリーダーとメンバーを決める
3 各リーダーは、(単独でもよいし、新たなメンバーを巻き込ん、独自に「巡検回」
を行ってもよいので、「4」記載の「合同検討会」までに、
・第7版記載のポイントの現状(残っているか、残っていなくても標柱など別の
痕跡があるか、など)
・新たにポイントとする候補はないか
を調査する。
4 通常スケジュールの、ある第三土曜日を卜〔ぼく〕して、邪宗門世田谷で「合同検
討会」を開催する
高齢化が進んでいる当会の場合、厳寒期に巡検をするのは無理があるので、5
月の(大)連休中の1日を使って巡検に充てることも可能なことと、新天皇即位
後である5月の第三土曜日が一番適切と思われる。
5 「合同検討会」では、解体直前の代沢小学校からレスキューしてリペアし、現在
邪宗門に保管されている
「文化地図の大掛図」
http://kimuraken.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=5612869
を使用して、各ポイントの取り扱いを議論する。
という段取りが適切と思います。