昨4日の研究大会の
野田治彦@スズナリさんの講演「下北沢の戦後の演劇史」で触られれた「謎の劇団『白鳥座』」。
ちょっと調べてみると…
1 goo 地図
有限会社劇団白鳥座
https://map.goo.ne.jp/place/13003533383/
1.5 法人番号検索
https://www.houjin.info/detail/1010902005532/
2 早稲田演劇博物館 現代演劇上演記録 検索結果一覧
http://archive.waseda.jp/archive/subDB-search.html?arg={"item_per_page":20,"sortby":["881a","ASC"],"view":"display-simple","pagination":{"page":1},"subDB_id":"37","advanced_search":false,"search_key":"白鳥座"}&lang=jp
上演記録
上演IDNo.:00404-1-1989-01( 上演主体IDNo.: 00404 種別番号: 1 上演年度: 1989 小番号: 01)
劇団名: 劇団白鳥座( 劇団名よみ: げきだんはくちょうざ)
演目: 水野朋子物語( 演目よみ: みずのともこものがたり )
初日: 0906~ 終日: 0910
場所: 下北沢駅前劇場( 場所よみ: )
作者: つかこうへい( 作者よみ: )
演出: 亀井光子( 演出よみ: )
振付: ( 振付よみ: )
訳者:
脚色:
音楽:
備考:
3 google books
https://books.google.co.jp/books?id=LrK5DAAAQBAJ&pg=PT48&lpg=PT48&dq=%E7%99%BD%E9%B3%A5%E5%BA%A7+%E5%8A%87%E5%9B%A3&source=bl&ots=MtVko3_0Eb&sig=W9PbyC9gsHlDyuUE97fUIpEZjEc&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwi0sqTo6tTcAhVTUd4KHVYaAJw4ChDoATACegQICBAB#v=onepage&q=%E7%99%BD%E9%B3%A5%E5%BA%A7%20%E5%8A%87%E5%9B%A3&f=false
花村えい子・著「私、まんが家になっちゃった!? 漫画家・花村えい子の画業50年」マガジンハウス・刊
「私が入ったのは「劇団白鳥座」といいます。東京外語大学のフランス語科の生徒さんが中心の自立劇団でした。…
白鳥座は、たしか森芳介という人が座長で、奥様が与謝野晶子さんの七番目のお嬢様でした。…
奥様はアテネフランセのご出身で、フランスの戯曲を翻訳」
とあり、1947年ころの「劇団事務所、稽古場は森さんの自宅で、成城学園にありました*。門から木々に囲まれた瀟洒な洋館が建っています。庭に面した明るいリビングのフロアで稽古をしました。」とのこと。
*〔推定〕世田谷区成城町2-76(住居表示実施前)/現・2-4-5附近
1947年、ジュリアン・リシュール作の「海抜三二〇〇米」を京橋公会堂で上演したとの記述は、先の早稲田のデータベースにある、下記のデータと一致します。
上演記録----------
上演IDNo.:00404-1-1947-01( 上演主体IDNo.: 00404 種別番号: 1 上演年度: 1947 小番号: 01)
劇団名: 劇団白鳥座( 劇団名よみ: げきだんはくちょうざ)
演目: 海抜三二〇〇米( 演目よみ: かいばつさんぜんにひゃくめーとる )
初日: 0111~ 終日: 0112
場所: 京橋公会堂( 場所よみ: きょうばしこうかいどう)
作者: ジュリアン・リュシエール( 作者よみ: じゅりあん・りゅしえーる)
演出: 甲羅精二( 演出よみ: こうらせいじ)
振付: ( 振付よみ: )
訳者: 文芸部
脚色:
音楽:
備考:第2回正月特別公演。
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座長夫人のからみか、中原淳一、岡本太郎といったものすごい人脈を持つ劇団だったようです。